ジョージアについて

ジョージアの場所

美しいコーサカス山脈とキリスト教文化の国

美しいコーサカス山脈とキリスト教文化の国
美しいコーサカス山脈とキリスト教文化の国

ジョージアはコーカサス地方と呼ばれる黒海とカスピ海に挟まれた地域にある国です。古来から数多くの民族が行き交う交通の要衝で、幾度もの他民族支配にさらされながらも、ジョージアの伝統文化を守り通してきました。
ジョージアは歴史の大半を異国の干渉・侵略を受け続けてきた国でありながら、キリスト教(ジョージア正教)の信仰を続けてきました。
1991年にソ連から独立し、当初日本での国名呼称は「グルジア」でしたが、2015年4月22日より、「ジョージア」と変更されています。

ジョージアの首都である、トビリシの中心部にあるのが、「ツミンダ・サメバ教会」があります。
この教会は、グルジア正教1500年とキリストの生誕2000年を記念して作られた協会で、比較的新しく綺麗な教会です。金色に輝く屋根と、大きな聖堂は、町のシンボルとして存在しています。

ジョージアの歴史

ジョージアの過去から現在

ジョージアの過去から現在

ジョージアと耳にすると、欧州を思い浮かべる日本の方が多いのではないでしょうか?

ジョージアの歴史は古く紀元前から様々な歴史を歩んできました。
13世紀初頭に南コーカサス全体まで版図を拡大、ジョージアの最盛期を迎えますが、そこにチンギスハーンやティムール、その後も、度重なる外敵の侵略で弱体化、16世紀には、オスマントルコやサファヴィー朝ペルシアにの領土争いに巻き込まれます。19世紀にはロシアに併合され、ソ連に引き継がれ、独立は1991年になってからのことでした。長い間周辺の異教の大国に翻弄され続けた歴史を持っています。

ジョージア人が守り続けてきたワイン、宗教

ワイン

ワイン
ワイン

ジョージアのワインに関連する歴史は、紀元前6000年これまで国内で発掘された遺跡からは、当時のワイン用土器の破片や破片に残っていた酒石酸、ブドウの種子の化石などが発見されています。

長い歴史において、侵略や支配を受けてきたジョージアですが、ブドウ栽培とワイン造りは現在まで途切れることなく続けられてきました。
ジョージア人は、戦いで自分が倒されたとしても大地からブドウが生えるようにブドウの小枝をベルトにしたり、胸に入れて戦に向かったというエピソードがあります。また、数多く残っている固有品種は、自家消費用ワインを造るために家の庭で育てられ、侵略にさらされたときでも、人々はブドウの苗や木を持って逃げたと言われているほど、ジョージア人にとって守るべきもの、それが、「ジョージアワイン」だったのです。

宗教

宗教

古来より数多くの民族の流入、侵略を受けましたが、中世のイスラム勢力の流入があったにも関わらず、337年よりキリスト教(ジョージア正教)を国教としています。ジョージアはアルメニアに次いで2番目にキリスト教を国教とした国です。
以来ジョージア人は1700年近くにわたり、東方正教会に属する民族として今に至っています。
以前の国名、「グルジア」はキリスト教徒の聖人「Georgius(ゲオルギウス)」に由来していると言われています。

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